ネット広告業界 企業研究② CARTA HD/DAC/電通デジタル/アイレップ編
こんにちは!Tachiです!
このBlogではネット広告業界を中心に就職活動をしてきた経験や、就活生目線の企業の印象などをラフに書き込んでいきます。
本日はデジタル広告代理店、メディアレップの4社「CARTA HOLDINGS」「DAC」「電通デジタル」「アイレップ」についてまとめていきます!
CARTA HOLDINGS
CARTA HDは「The Evolution Factory」というミッションを掲げ、「マーケティングソリューション事業」「アドプラットフォーム事業」「コンシューマー事業」を展開する企業です。ブランド広告に強みを持つサイバー・コミュニケーションズ(CCI)とパフォーマンス広告に強みを持つVOYAGE GROUPが統合し、電通グループのデジタル分野におけるメディア事業を担っています!
CCI...電通とソフトバンクの合弁会社として設立された企業です。各広告代理店に向けて広告枠を卸売りするメディアレップ事業に強みを持ち、メディアレップ大手として業界を牽引してきました。
VOYAGE GROUP...アドテクノロジーや自社メディア(コトバンク、神ゲー攻略等)、人材事業(サポーターズ)等、多くの事業を展開するメガベンチャーです。無人島インターンをはじめ、非常に採用に力を入れた企業であり、働きがいのある会社ランキング中規模部門(2017)で一位に輝き、非常に働きやすさに定評のある企業です!
選考ではESやGDを経て4回の面接を突破する必要があり、非常に就活生自身の内面を見ている印象があります。事業が多岐にわたるため、自分はCARTAのどこに惹かれ、何をしたいのかを明確に伝えなければミスマッチが生じてしまう危険性があります。
DAC(デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム)
DACはインターネット広告の仕入れ・販売から、広告配信技術、ソーシャルメディアマーケティングなど、デジタル広告ビジネスを統合的に展開している企業です。インターネット広告黎明期よりCCIと共に業界をリードしてきた博報堂傘下のメディアレップであり、持ち株会社のD.A.コンソーシアムホールディングス株式会社の完全子会社です。企業全体として非常に社員育成に力を入れており、厳しくも成長できる環境があります。近年は後述するアイレップと共に、マス×デジタルの統合に向けてデジタル広告の新しい形を生み出しており、業界のリーディングカンパニーとして存在感を示しています。
選考ではメディアレップとしてのビジネスを深く理解することが求められます。また、インターンへの参加が非常に重要であるため、しっかりとサマーインターンの時期から準備をしておく必要があります!
電通デジタル
電通デジタルは「コンサルティング」「開発・実装」「運用・実行支援」の統合ソリューションを提供する電通の完全子会社です。電通のデジタル分野を担うべく子会社として独立し、デジタル広告代理店としてサイバーエージェントと並ぶ影響力を持つ企業です。同業であるオプトやトランス・コスモス等の企業から集まったマーケティングにおけるプロフェッショナルも多く、様々なバックグラウンドを持つ社員の方々が働いています。また、広告代理業に限らずコンサル事業社としての側面も持ち、デジタルにおける様々なフィールドに向けてビジネスを展開しています。
選考は基本的にグループ面接であり、限られた時間の中でアピールをする必要があります。そして、電通デジタルに限らず業界全体を俯瞰して理解しているかや、他電通傘下であるCARTA HD、セプテーニとの違いを理解しておく必要があります。最終面接ではプレゼンテーションを求められ、学生ながらある程度マーケティングに精通しているか、その根本的なスキル面も見られています。
アイレップ
アイレップは、最新のデジタル技術と高度なマーケティング戦略を駆使し、クライアントビジネスにおける具体的なゴールを達成する、博報堂傘下のパフォーマンス型デジタル広告代理店です。先述のDACと協業することも多く、DACから出向してきた社員の方も多く働いているようです。運用型広告に強みを持つ「指名されるプロフェッショナル集団」であり、またマーケターとクリエイターの垣根を超えた業務によって広告主に価値を提供し続けています。
選考では学生の行動原理や思考の深さを探る質問を多用され、また適切なPDCAを回せるのか、学生時代の取り組みを振り返りつつ深堀りされるため注意が必要です!
いかがでしたでしょうか!
次回は「メンバーズ」「トランス・コスモス」「アドウェイズ」「デジタルガレージ」について紹介します。
ではではノシ